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THE BEATLES

1 PLEASE PLEASE ME 1963年。14曲のうち6曲がカバー。シュレルズのカバーが2曲ある。アルバム1曲目の「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」はティファニーが「アイ・ソー・ヒム・スタンディング・ゼア」としてカバー。「ツイスト・アンド・シャウト」はオリジナルのアイズレー・ブラザーズよりはるかに有名になった。「ミザリー」の途中に入るジョージ・マーティンのピアノがかっこいい。
2 WITH THE BEATLES 1963年。マーヴェレッツの「プリーズ・ミスター・ポストマン」(カーペンターズがカバー)、チャック・ベリーの「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」等をカバー。「ホールド・ミー・タイト」はハードな曲。イギリスのアーティストとしては英国初のミリオン・セラー。
3 A HARD DAY'S NIGHT 1964年。邦題「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」。アルバム・タイトルとしては「A HARD DAY'S NIGHT」だが、オープニングの曲タイトルは「A HARD DAY'S NIGHT.」である。「キャント・バイ・ミー・ラブ」の対訳はさすがに「買いたいときにゃ金出しゃ買える」とはなっていない。
4 BEATLES FOR SALE 1964年。「ミスター・ムーンライト」「エブリ・リトル・シング」「エイト・デイズ・ア・ウィーク」等収録。
5 HELP 1965年。邦題「4人はアイドル」。14曲のうち、他人の曲は2曲に減った。うち1曲は「ディジー・ミス・リジー」。「悲しみをぶっとばせ」はボブ・ディラン風。「アイ・ニード・ユー」は実験というよりはお遊びという感覚だろう。「涙の乗車券」「イエスタデイ」「ヘルプ」収録。
6 RUBBER SOUL 1965年。全曲メンバーによる作曲。「ノルウェイの森」でシタールを導入している。当人はおもしろがって使ったのだろうが、その「おもしろがり」が後の実験精神旺盛なサウンドに結びついていくのだろう。
日本公演
7 REVOLVER 1966年。研究者の間では、このアルバムが1955年以来のロックン・ロール時代と1966年以降のロック時代を分け隔てる重要な作品だという。「エリナー・リグビー」で弦楽四重奏団を使ったり、前作に続いてシタールを使ったり、テープの逆回転を使ったりと、変わったことをする曲が多くなってきた。「イエロー・サブマリン」ではSEが入り、マリアンヌ・フェイスフル等が参加している。ポール・マッカートニーがボーカル、ギター、ベース、キーボードで、リンゴ・スターがドラム、ジョン・レノンとジョージ・ハリソンは参加せず、という曲が出てきて、「アルバム」そのものがビートルズの作品というよりは、メンバーの実験盤になってきた。この作品を発表後、ビートルズはコンサートをしなくなった。
ライブ活動停止、スタジオ・アルバム制作に専念
8 SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND 1967年。際限なく広がる楽器のバリエーション、多用されるSE、常識的なスタイルから離れた曲構成など、聞き手が「何か深い意味があるのでは」と考えてしまう仕掛けがたくさん含まれている。前作ではアルバムの意味合いが「ビートルズの作品集」から「メンバーのアイデア発表の媒体」に変わったが、本作は「トータル性を持った作品」になっている。サイケデリック色も十分。ジャケットの裏に曲の歌詞が掲載されている。
9 MAGICAL MYSTERY TOUR 1967年。最初と最後が印象的。「愛こそはすべて」の、エンディングで過去の名曲を登場させるアイデアはフォーク・クルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」にも影響を与えたのだろう。
10 THE BEATLES 1968年。2枚組30曲。引き出しが多いというのは分かる。「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」でエリック・クラプトンが参加。「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」「ヘルター・スケルター」収録。
11 YELLOW SUBMARINE 1969年。アニメ映画のサントラ盤。新曲は4曲、7曲はオーケストラ演奏。「シー・オブ・モンスターズ」にバッハの「G線上のアリア」を挿入。
12 ABBEY ROAD 1969年。初めてムーグが導入されている。リンゴ・スターが作ったという曲はチューリップを想起させる。水ブクブク効果音もおなじみになってきた。「キャリー・ザット・ウェイト」「カム・トゥゲザー」「サムシング」「ヒア・カムズ・ザ・サン」収録。
13 LET IT BE 1970年。フィル・スペクターが関わったという「アクロス・ザ・ユニバース」はボーカルが変わればELOだ。
    THE BEATLES 1961 1964年。
    HEY JUDE 1970年。
  1962-1966 1973年。ベスト盤。通称「赤盤」。2枚組、26曲で62分。
  1967-1970 1973年。ベスト盤。通称「青盤」。2枚組、28曲で。
    ROCK'N'ROLL MUSIC VOL.1-2 1976年。
    LIVE AT HOLLYWOOD BOWL 1977年。
    20 GREATEST HITS 1982年。
    PASSED MASTERS VOL.1 1988年。
    PASSED MASTERS VOL.2 1988年。
  LIVE AT THE BBC 1994年。邦題「ザ・ビートルズ・ライヴ!!」。1962年から65年までの、英国放送協会でのライブ56曲を収録。会話やスピーチも13カ所に入っている。ほとんどの曲がアルバム未収録か未収録バージョン。2枚組で133分。
  ANTHOLOGY VOL.1 1995年。ビートルズがレコード会社のオーディションを受けたときのライブやビートルズ改名前のクオリーメンのレコーディング、有名な「エド・ザリバン・ショー」出演時のライブなどを収録。「フリー・アズ・ア・バード」収録。有名曲でもアルバム・バージョンと歌い方が違うバージョンが多数ある。主に1964年までの未発表曲集。
  FREE AS A BIRD 1995年。シングル盤。「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」「こいつ」「クリスマス・タイム」は「アンソロジー1」未収録曲。
  ANTHOLOGY VOL.2 1996年。主に1965年から1968年までの未発表曲集。実験精神旺盛なころなので、「ノルウェイの森」や「エリナー・リグビー」、「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」のバージョン違いを収録。「エリナー・リグビー」は弦楽器のみの演奏。「リアル・ラブ」収録。「ロックン・ロール・ミュージック」と「シーズ・ア・ウーマン」は日本公演のライブ。
  REAL LOVE 1996年。シングル盤。「ベイビーズ・イン・ブラック」「イエロー・サブマリン」「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」は「アンソロジー2」未収録曲。
  ANTHOLOGY VOL.3 1996年。ジョージ・ハリソンが自分でギター・ソロを弾いている「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」、ポール・マッカートニーが1人で歌う「ヘイ・ジュード」、ブルース調の「ヘルター・スケルター」収録。のちにジョージ・ハリソンのソロ・アルバムに入る「オール・シングス・マスト・パス」とバッドフィンガーの「カム・アンド・ゲット・イット(マジック・クリスチャンのテーマ)」はそれぞれジョージ・ハリソンとポール・マッカートニーが1人で多重録音したデモ・バージョン。
    1 2000年。
    LET IT BE...NAKED 2003年。

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