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BLUR

1 LEISURE. 1991年。4人編成。ギター兼ボーカルのグレアム・コクソンを中心とする。ボーカルに深めのエコーがかけられ、60年代後半のアメリカのような浮遊感がある。コーラスも2声以上あり、編曲の力はありそうだ。ハードな曲は少なく、ロックの激しさを売りにするサウンドではない。流行のだるさを多少伴う同時代的ロック。
2 MODERN LIFE IS RUBBISH 1993年。ボーカルのデイモン・アルバーンが事実上ボーカル兼キーボードになり、サウンドの幅が広がった。ストリングスやホーン・セクション、古風なシンセサイザーを使い、普遍的なポップス、ロックをやっている。すばらしい曲が多く、ビートルズ以来続くポップなメロディーがこのバンドに継承されたかと感じるほどだ。傑作。「フォー・トゥモロウ」収録。
3 PARKLIFE 1994年。いろいろなロックのジャンルをうまく取り入れ、ポップさやメロディーの楽しさ等を失わずに作った傑作。前作と同様にストリングス、ホーン・セクションを使用し、メロトロンやオルガンで懐古的なサウンドもある。統一的な曲調ではない。
4 THE GREAT ESCAPE 1995年。ややハードになり、音もロックらしく厚い。「ザ・ユニヴァーサル」はストリングス、ホーン・セクションが入る壮大な曲。「カントリー・ハウス」収録。
  THE UNIVERSAL 1995年。シングル盤。ライブ2曲、リミックス1曲収録。
    LIVE AT THE BUDOKAN 1996年。ライブ盤。
5 BLUR 1997年。アメリカの影響を受けたのか、オルタナティブ・ロック風の曲がある。明るさや楽しさは「ザ・グレイト・エスケイプ」以降、徐々に交替している。「ユー・アー・ソー・グレイト」はグレアム・コクソンがボーカルをとり、アコースティック・ギターを弾く。アルバムの真ん中でアクセントになっている。
  BEETLEBUM 1997年。中期から後期のビートルズを意識したようなサウンド。アルバム未収録曲が3曲あり、「オール・ユア・ライフ」もビートルズ路線。
  SONG2 1997年。シングル盤。「ゲット・アウト・オブ・シティーズ」はダム・ヤンキース、「ポリッシュド・ストーン」はビートルズの「ハロー・グッバイ」を思い出す。
  BUSTIN'+DRONIN' 1998年。リミックス集とライブの2枚組。日本独自。ライブは歓声なし。
6 13 1999年。「テンダー」や「B.L.U.R.E.M.I.」などはサウンドとしては新しいアイデアを導入している。全体的にはオルタナティブ・ロックのようなミドルテンポで明るさのないメロディー。
  COFFEE&TV 1999年。シングル盤。
    THE BEST OF 2000年。ベスト盤。
7 THINK TANK 2003年。ギターのグレアム・コクソンが抜け3人編成。ギターはボーカルのデイモン・アルバーンが兼任している。モロッコで録音しているという。曲の中にもスチール・ドラムの音やアフリカの民族音楽のようなリズムが入っている。前作までの陰鬱な雰囲気は少なくなり、普通のロックの音に近くなった。「アウト・オブ・タイム」はすばらしい。「クレイジー・ビート」収録。

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