CAUGHT IN THE ACT/GUILD OF AGES

  • アメリカのメロディアスなハードロック・バンド。途中で改名している。

1
RELAPSE OF REASON

1995年。ボーカル兼ギター、ギター兼キーボード、ベース、ドラムの4人編成。アメリカ出身。キーボードとギターを中心とするハードロックで、アメリカのバンドとしてはヨーロッパ寄りのメロディーと言える。ボーカルは力量不足と言わざるを得ないが、アメリカでメロディアスなハードロックをやっていること自体が貴重だ。 

2
HEAT OF EMOTION

1996年。ベースとドラムが交代。コーラスが増え、ボーカルハーモニーの音域が広がった。ボーカルの弱さをカバーしている。曲がやや明るくなり、サウンドの方向が明確になってきた。

3
ONE/GUILD OF AGES

1998年。バンド名を変更。メロディー楽器がギター中心になり、キーボードは補助的になっている。ボーカルはやや都から強くなった。ギターとキーボードよりも、2人ともギターを演奏していることが多い。コーラスは前作並みに厚い。

4
VOX DOMINATAS/GUILD OF AGES

1999年。オープニング曲はアップテンポ。アメリカン・ハードロックとなり、80年代から90年代のロックファンにはなじみのあるサウンドになっている。 

5
CITADEL/GUILD OF AGES

2001年。邦題「神聖なる城塞」。10曲のうち7曲で、ジェイデッド・ハートのボーカル、マイケル・ボーマンが作曲に関わっている。ジャケットは明るくなったが、メロディーはヨーロッパ寄りのハードロックとなっている。アメリカで活動するにはサウンドが上品で、荒さやポップさを押し進めるほど思い切れなかった。注目度が低くなるのはやむを得ない。