| 初期=無名時代 |
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1039/SMOOTHED OUT SLAPPY HOURS |
1990年。ギターがボーカルを兼任する3人組。アメリカ出身。デビュー・アルバムの「39/スムーズ」にEP2枚の8曲と、アルバム未収録曲1曲を同時収録。このアルバムを先入観なしに聞けば、パンクというよりシンプルなロックという印象で、雰囲気が似ているアーティストを探そうとすればラモーンズやバズコックスになるのかもしれない。なにか信念のようなものを持っているわけではないようなサウンドで、堅苦しさを感じさせない。デビュー当初からベースがコーラスをつけ、2声のハーモニーを作っている。「アイ・ウォント・トゥ・ビー・アローン」はいい曲だ。アメリカでは「ドゥーキー」が発売されたあとヒットし、全米4位。 |
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KERPLUNK! |
1992年。ドラムが交替。2枚目のアルバムにEPの4曲を同時収録。特に大きな変化はなく、このサウンドでは多くのアーティストの中に埋もれても不思議ではない。しかし、ヒットしてもおかしくないメロディーで、それをややストレートに表現しすぎたところがある。アレンジ能力が上がればよくなるのではないか。「マイ・ジェネレーション」はザ・フーのカバー。アメリカでは「ドゥーキー」が発売されたあとヒットし、全米1位。 |
| 人気絶頂期 |
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DOOKIE |
1994年。サウンドが厚くなり、ドラムが大幅によくなった。1回聞いて覚えてしまうようなポップなメロディーが何度も出てくる。バラードがないという意味では最初から最後までポップだが、疾走しているというほどではない。このアルバムの大ヒットで、メロディック・パンク、メロディック・ハードコアのジャンルが開拓され、歴史的な作品となった。「ウェルカム・トゥ・パラダイス」「バスケット・ケース」「シー」収録。全米2位、1000万枚。 |
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BASKET CASE |
1995年。シングル盤。メロディック・パンクがブームになるきっかけとなった曲。3曲で7分。 |
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LIVE TRACKS |
1995年。邦題「爆発ライヴ!」。ライブ盤。6曲のうち2曲はアルバム未収録曲。 |
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INSOMNIAC |
1995年。前作と同路線だが、ヒットしてから2枚目ということで、それほどの衝撃はない。むしろ、大きな変化がなく、安心できる。曲が短くなり、1曲平均2分少々。「ギークはパンク・ロッカー」はラモーンズの「シーナはパンク・ロッカー」と関連があるわけではない。全米2位、200万枚。 |
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GEEK STINK BREATH |
1995年。邦題「ギークはパンク・ロッカー」。シングル盤。3曲で5分。アルバム未収録曲は1分半と1分強の明快なパンク。 |
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STUCK WITH ME |
1995年。シングル盤。ライブ2曲収録。 |
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BRAIN STEW/JADED |
1996年。シングル盤。イントロはシカゴの「長い夜」に似ている。アルバム未収録曲はミドルテンポのオーソドックスな曲。 |
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BOWLING BOWLING BOWLING PARKING
PARKING |
1996年。邦題「爆発ライヴ2!」。ライブ盤。 |
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NIMROD. |
1997年。ベースも活躍するようになり、3人編成のバンドとして全ての楽器が相当の働きをしている。バイオリン、ストリングス、ホーンセクション等を取り入れ、曲によってはハードロックのようなギターソロが出てくる。曲がバラエティに富んでいる。全米10位、200万枚。 |
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HITCHIN' A RIDE |
1997年。シングル盤。アルバム未収録曲の「エスピオナージ」はホーン・セクションが入ったインスト曲。 |
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TIME OF YOUR LIFE(GOOD RIDDANCE) |
1997年。シングル盤。アルバム未収録曲3曲収録。「ロッティング」のみ1995年録音になっている。「インソムニアック」のときの録音か。「サフォケイト」はメロディック・パンク、「ユー・ライド」はミドルテンポのロックン・ロール。 |
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REDUNDANT |
1998年。シングル盤。ライブ2曲収録。 |
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WARNING |
2000年。前作に続き、ホーン・セクションやブルース・ハープ、アコーディオン等の装飾的な楽器が使われ、バラエティ豊かだ。「ニムロッド」と同じ線上にあるサウンド。「ドゥーキー」とは異なる方向を向いているが、メロディーを主軸とする作曲の仕方は変わっていない。曲が減り、前作の18曲から12曲になった。全米4位。 |
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MINORITY |
2000年。シングル盤。2曲入り。とても覚えやすいメロディー。 |
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WARNING |
2000年。シングル盤。アルバム未収録曲1曲。「アウトサイダー」はラモーンズ、「アイ・ドント・ウォント・トゥ・ノウ・イフ・ユー・アー・ロンリー」はハスカー・ドゥーのカバー。 |
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TUNE IN,TOKYO... |
2001年。ライブ盤。邦題「爆発ライヴ3!日本列島篇」。声の掛け合いがたくさん入っている。 |
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INTERNATIONAL SUPERHITS! |
2001年。ベスト盤。新曲2曲、アルバム未収録曲1曲収録。その他の曲は「ドゥーキー」から「ウォーニング」までのアルバムから4、5曲ずつ選曲。 |
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SHENANIGANS |
2002年。邦題「シェナニガンズ〜スーパー・ウラ・ベスト!」。 |
| ロックオペラ期 |
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AMERICAN IDIOT |
2004年。5部構成の曲が2曲あり、物語になっている。6曲目からセイント・ジミーが登場し、5部構成の12曲目まで出てくる。パンク・ロックとしては初のロック・オペラだという。オープニング曲から以前の曲のすべてを上回るすばらしい曲が立て続けに流れ、同ジャンルの他の作品を圧倒する。このジャンルの最高傑作であることは間違いない。サウンドもハードで、それぞれの楽器の切れがすばらしい。ドラムにもボーカルのクレジットがつき、3人ともボーカルをやれることになっている。 |
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BULLET IN A BIBLE |
2005年。ライブ盤。過去のヒット曲と「アメリカン・イディオット」収録曲で構成。観客の合唱が大きい。爆発音や紙吹雪を噴射する音も入っている。現時点でのベスト盤としても通用する選曲で、演奏も安定。「アメリカン・イディオット」のあとにアルバムとしてのライブ盤を出したのはとてもタイミングがよかった。 |
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21st CENTURY BREAKDOWN |
2009年。邦題「21世紀のブレイクダウン」。前作に続き物語に沿って曲が作られている。アルバム全体を3部構成とし、21世紀(ここ数年)のアメリカ、あるいは世界が抱える問題を絡めている。「アメリカン・イディオット」では、批判の対象が分かりやすかったが、このアルバムでは対象が多岐にわたっており、その対象が我々自身でもあったりする。したがって、メッセージとしては「ひとりひとりが自分のできることをやっていこう」というところに落ち着く。目を向ける対象が第三者から自分自身に移ったことが最も重要な変化だと思われる。最後の曲は、ロック・オペラの最終曲として凝った形にはしていないので、意外と平凡に終わる。オープニング曲とエンディング曲の編曲をもう少し工夫すれば「アメリカン・イディオット」以上の評価になったかもしれない。 |
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LAST NIGHT ON EARTH LIVE IN TOKYO |
2009年。邦題「爆発ライヴ!赤坂篇」。ライブ盤。「21世紀のブレイクダウン」収録曲のほか、「バスケット・ケース」「ギークはパンク・ロッカー」など7曲収録。ホールではなくライブハウスなので、観客の歓声が近い。 |