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THE JAM

1 IN THE CITY 1977年。ギターがボーカルを兼任する3人編成。ギター兼ボーカルはポール・ウェラー。有名パンク・ロックバンドのデビューとしては、ダムド、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュ、ザ・ストラングラーズに次ぎ、すでにパンク・ロックがブームになっているさなかにデビューした。ジャケットではスーツとネクタイ姿で、先にデビューしたアーティストとはイメージが異なる。ほとんどの人は音を聞く前にジャケット写真だけでザ・フーを連想したと思われる。実際のサウンドもザ・フーと似ているところがあり、全体的にアップテンポだ。ほとんどの曲をポール・ウェラーが作曲。「芸術学校」「バットマンのテーマ」収録。
2 THIS IS THE MODERN WORLD 1977年。邦題「ザ・モダン・ワールド」。ベースが活躍。ベース専任からベース兼ボーカルになり、コーラスをやっている。「ミッドナイト・アワー」はウィルソン・ピケットのカバー。それ以外のうち9曲はポール・ウェラー、2曲はベースが作曲。勢いのよかった前作に比べれば、アンサンブルを重視した曲が中心。アコースティック・ギターも使用。「アイ・ニード・ユー」はいかにもザ・フーだ。
3 ALL MOD CONS 1978年。ポール・ウェラーはピアノも担当。デビュー盤のパンク・ロックらしさは薄れ、ポール・ウェラーの作曲能力が目立つ。「イングリッシュ・ローズ」は本格的にアコースティック・ギターを使用。ギターもメロディアスに響くところがあり、バンドとしてのザ・ジャムよりもアーティストとしてのポール・ウェラーが注目される。「デイヴィッド・ワッツ」はキンクスのカバー。
4 SETTING SONS 1978年。ロックン・ロール型の曲に統一され、アルバム全体の出来を上げた。「スミサーズ−ジョーンズ」はストリングスが入る。「恋はヒート・ウェーヴ」はマーサ・リーブス&ザ・ヴァンデラスのカバー。
5 SOUND AFFECTS 1980年。「ザ・モダン・ワールド」と「セッティング・サンズ」の中間か。「ドリーム・タイム」や「ボーイ・アバウト・タウン」ではホーン・セクションが入る。曲はやや散漫か。
6 THE GIFT 1982年。ほとんど全曲にホーン・セクションとキーボードを入れ、サウンドを大きく変化させた。ポール・ウェラーの趣味だと言われるが、ソウルやR&Bを意識したというよりは、これまでの路線を踏襲することなく、自分が好きなサウンドをやった結果、60年代モータウンに近いサウンドになったと解釈できる。ホランド・ドジャー・ホランドの曲が好きなのではないか。このアルバムで解散。
    DIG THE NEW BREED 1983年。ライブ盤。
    SNAP! 1983年。邦題「スナップ・ザ・ジャム・ベスト!!」。ベスト盤。
    GREATST HITS 1991年。アルバム未収録のシングル曲を多数含むベスト盤。
    EXTRAS:A COLLECTION OF RARITIES 1992年。未発表曲集。

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