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KASABIAN |
2004年。キーボード、電子音の比重が大きいロック。ゆっくり流れる背景音としてのキーボードと、メロディーを構成するキーボードを使い分け、プライマル・スクリームのような音響的酩酊感がある。ドラムは人間的響きを持っており、電子音の代用はほとんどない。キーボードで不気味さや不穏な雰囲気が醸し出され、それが独自のサウンドになっている。「クラブ・フット」はアルバムの中では異色。 |
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EMPIRE |
2006年。キーボードが減り、ギターが増えた。ギターは加工されていることが多い。ドラム、ベースが筋肉質だ。「ミー・プラス・ワン」「サン・ライズ・ライト・フライズ」「バイ・マイ・サイド」はメロトロンもしくはストリングスが使われる。アルバムの後半は電子音、キーボードが増えてくる。最後の2曲は後期のビートルズのような曲。全曲を作曲しているセルジオ・ピッツォーノは映画音楽のエンニオ・モリコーネのファンだという。 |
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WEST RYDER PAUPER LUNATIC ASYLUM |
2009年。邦題「ルナティック・アサイラム」。1960年代後半のガレージロック、ブルースロックから、アコースティックギターによるウェスタン、90年代のエレクトロ・ロックとサウンドが多岐にわたる。ヨーロッパのロックに主軸を置いているように見受けられる。キーボードは以前ほど派手ではない。何が出てくるかわからない楽しみはやや減る。日本盤ボーナストラックでデル・シャノンの「悲しき街角」をカバーしている。 |
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VELOCIRAPTOR! |
2011年。音の数を抑えたサウンドは前作から継承し、全曲をロックの範囲内に収まるようにしている。タイトル曲はデヴィッド・ボウイの雰囲気。アルバムの前半は60年代ロックを思わせる。ビートルズやオアシスもこのライン上にある。タイトル曲や「アイ・ヒア・ヴォイシズ」「スウィッチブレイド・スマイルズ」は現代風のサウンド。「エンパイア」のようにアナログ盤のA面、B面を意識しているかもしれない。 |