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KERRY LIVGREN

1 SEEDS OF CHANGE 1980年。邦題「闇の支配者」。カンサスのギター兼キーボード、ケリー・リヴグレンのソロ・アルバム。カンサスからはドラムのフィル・イハート、バイオリンのロビー・スタインハート、ボーカルのスティーブ・ウォルシュが参加。ブラック・サバス、ディオのロニー・ジェイムス・ディオ、アンブロージア、アラン・パーソンズ・プロジェクトのデイビッド・パック、ジェスロ・タル、レインボーのバリモア・バーロウ、アトランタ・リズム・セクションのポール・ガダード、ル・ルーのボビー・カンポとジェフ・ポラードが参加。オープニング曲はカンサスの「モノリスの謎」に収録されているような曲。カンサスのようなアメリカン・プログレッシブ・ハードロックをやっているのはエンディング曲の「グラウンド・ゼロ」とロニー・ジェイムス・ディオがボーカルの「マスク・オブ・ザ・グレイト・デシーヴァー」ぐらいで、他の曲はそれほど凝ったアレンジではない。カンサスのメンバーが参加しているのはエンディング曲。バイオリンも入る。
2 TIME LINE 1984年。キーボードを含む5人編成のバンドを結成。ボーカルは専任とキーボード兼任の2人。ベースはデイブ・ホープ。カンサスのジョン・エレファンテ、ストレンジウェイズのテリー・ブロックが参加。80年代中期から後期のカンサスをポップでハードにしたようなサウンドで、ボーカルの1人はスティーブ・ウォルシュに似ており、バイオリンに似せたキーボードも頻繁に使われるため、カンサスのアルバムといっても通用する。ハードなアダルト・オリエンテッド・ロック。「ハイ・オン・ア・ヒル」のキーボード・ソロはカンサスの「永遠の序曲」の「超大作」を思い出す。名盤。
3 ART OF THE STATE/AD 1985年。曲調は前作と同路線。サウンドはカンサスからやや離れた。ミドルテンポやバラードが増えた。オープニング曲の「オール・クリエイション・シングス」はサビで合唱団を使用している。「ザ・フューリー」のパイプ・オルガンは分厚く荘厳。エンディング曲の「アップ・フロム・ザ・ウェイストランド」はすばらしい。キーボードはクラシック曲に使われる音が多い。
4   RECONSTRUCTIONS II 1986年。ボーカルが抜け、キーボード兼ボーカルを含む4人編成。
5   PRIME MOVER/AD 1988年。前作で抜けたボーカルとケリー・リヴグレンが2人で録音。ドラムはプログラミング。
6 ONE OF SEVERAL POSSIBLE MUSIKS 1989年。すべての楽器をケリー・リヴグレンが演奏し、ドラムもプログラミングされている。全曲がインスト。はじめからインスト曲として作曲されたような曲がほとんど。ハードだとかクラシック調だとかいうような特徴にも欠ける。
    DECADE 1992年。ベスト盤。2枚組。
7 WHEN THINGS GET ELECTRIC 1995年。ADとはまったく異なるメンバーで録音。ケリー・リヴグレンがギター兼キーボードとなり、ボーカル2人、バイオリンを含む6人編成。バイオリンはカンサスのデイビッド・ラグズデイル。ハードロックに寄り、ボーカルも聞きやすい声というよりは力強い声。キーボードの量も減っている。バイオリンが入る曲は少ない。
    ODYSSEY INTO MIND'S EYE 1997年。ボーカル3人、ドラムとケリー・リヴグレンで録音。
8 PRIME MOVER II 1998年。「プライム・ムーバー」をプロデュースし直したアルバム。「ポートレートII」はカンサスの「暗黒への曳航」の「神秘の肖像」の再録音、「フェア・エクスチェンジ」は「ビニール・コンフェッション」収録曲の再録音。
    AD LIVE/AD 1998年。ライブ盤。
9 COLLECTOR'S SEDITION 2000年。ケリー・リヴグレンとドラムだけで楽器をすべてこなし、ボーカルは6人が入れ替わり歌う。14曲のうち半分はジェイク・リヴグレンが歌う。「ザ・センチネル」「ハインドサイト」は名曲。アメリカン・プログレッシブ・ハードロックに近く、カンサスのアルバムに入っても違和感がない曲が多い。「コールド・グレイ・モーニング」はカンサスの「フリークス・オブ・ネイチャー」の収録曲と同じ曲。
    THE BEST OF KERRY LIVGREN 2002年。ベスト盤。

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