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KINGS OF LEON

1 YOUTH&YOUNG MANHOOD 2003年。1970年代のオールマン・ブラザーズ・バンンド、90年代のブラック・クロウズに連なるサザンロックのサウンド。メロディー楽器はギターだけで、パーカッションやキーボードはほとんど使わない。曲も短く、ロックンロールのバンドとして聞ける。サザンロックと思わせるのは武骨なボーカルとざらついたギターの音だ。エレクトロニクスや編集を使わないため、古風さが強調される。
2 AHA SHAKE HEARTBREAK 2004年。オープニング曲でピアノとパーカッションを使う。ロックンロールやサザンロックはサウンドを大きく変えないのが基本的な了解であるため、ほぼ同様のサウンドとなっている。「ミルク」でキーボードを使うが、背景音程度。「デイ・オールド・ブルーズ」のサビは「サウンド・オブ・ミュージック」のヨーデルの練習風景に近いメロディー。「ザ・バケット」は日本人が出てくるが、好意的な歌詞ではない。
3 BECAUSE OF THE TIMES 2007年。オープニング曲で作曲や演奏の能力が上がっていることが分かる。ロックンロール風の曲が減り、ミドルテンポの曲が増えた。ブルースやバラードではない、ミドルテンポで型どおりではない曲が多くなり、作曲、編曲で才能が開花しつつある。
4 ONLY BY THE NIGHT  2008年。曲の幅が大きく広がった。サザンロックやロックンロールのバンドとは異なるメロディアスなロックをやっている。ボーカルは声を制御して歌いこむ。ソウルの歌い方にも似ている。ベースの役割が大きくなり、エレクトロニクスも若干使うようになった。泥臭いロックから大きく飛躍している。「セックス・オン・ファイア」「ユーズ・サムバディ」収録。
5 COME AROUND SUNDOWN 2010年。過半数の曲でオルガンが使われ、キーボードやホーンセクション、ストリングスも入る。サウンドの幅を広げるためなのは明らかで、「ジ・エンド」のような現代的サウンド、「ビーチ・サイド」のような洗練されたサウンドも含まれる。ボーカルのうまさが光るようになってきた。前作の成功によって、新しい方向へ進んだ。

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