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PAGES/SANFORD&TOWNSEND

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1978年。邦題「ファースト・ペイジズ」。ギター、ベース、ドラム、キーボード兼ボーカル、ボーカルの5人。70年代後半のアダルト・オリエンテッド・ロック・ブームを象徴するようなサウンド。減衰音中心のキーボードと、ソウル・グループのようなコーラス。フュージョンのミュージシャンが多く参加している。女性コーラスやパーカッション、サックスはこの手のサウンドには不可欠で、どのパートも強く主張していない。
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FUTURE STREET/PAGES
1979年。ドラムが交代。前作よりハードになり、「ビリーブ・イン・ユー」「ケミストリー」はハードロックとしても聞ける。少なくとも「ダブル・ヴィジョン」以降のフォリナーやTOTOよりもハードで、アダルト・オリエンテッド・ロックのグループとしてとどめておくのはもったいない。日本のハードロック・ファンはサウンドの中にイギリス的なメロディーを求めたがるため、TOTOのようなバンドを無意識に異なる価値基準に押し込める傾向がある。このアルバムもそうした経緯で見過ごされたような気がする。ケニー・ロギンスが参加。「ビリーブ・イン・ユー」は全米84位。
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1981年。メンバーはボーカルのリチャード・ペイジとボーカル兼キーボードのスティーブ・ジョージ、作詞専任の3人。バンド形態ではなくなったことと、エアプレイのジェイ・グレイドンがプロデュースしているということで、ロックの範疇で語ることの意義を感じられなくなっているが、サウンドは前作と同じ路線。ジェイ・グレイドンは作曲でも参加している。2曲だけ前作までのプロデューサーがプロデュースしているが、その2曲はデビュー当時のフュージョン風サウンド。ジェイ・グレイドンはロック寄りサウンド。プロデューサーの作風の違いが明確に現れている。「オートマティック」はバンド史上最もハードで、エアプレイの「彼女はウェイト・フォー・ミー」を思い出させる。
 
SMOKE FROM A DISTANT FIRE/THE SANFORD-TOWNSEND BAND
1977年。邦題「うつり気な炎」。キーボードのエド・サンフォードとボーカルのジョン・タウンゼンドを中心とする6人組で、ギターが2人いる。パーカッションやサックスも入るので、便宜上アダルト・オリエンテッド・ロックに分類されている。当事者はおそらくそうしたジャンルの意識はなく、多くのミュージシャン同様、単に自作自演しているだけだろう。ジョン・タウンゼンドの伸びるボーカルとメロディーの良さが特徴で、カントリーやフュージョンにかたよらないところが好感を持てる。「うつり気な炎」はサビのコーラスが印象的で大ヒットした。全米57位。「うつり気な炎」は9位。
 
DUO GLIDE/THE SANFORD-TOWNSEND BAND
1978年。2人組になり、バックの演奏はTOTOとリトル・フィートのメンバー中心。ドラムは全曲がTOTOのジェフ・ポーカロ。前作よりやや個性が薄められたか。全米92位。
NAIL ME TO THE WALL/THE SANFORD-TOWNSEND BAND
1979年。

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