PIXIES

  • アメリカのロックバンド。4人編成。90年代以降のグランジ、オルタナティブ・ロックに影響を与えた。
  • ボーカル、バンドサウンドとも装飾や整合感を意識しないようなむき出しのサウンド。

COME ON PILGRIM

1987年。7曲入りミニ・アルバム。ボーカル兼ギターのチャールズ・トンプソンを中心とする4人組。ベースは女性で、ボーカルもとる。ギターが主導権を取るロックで、メロディーはポップ。ハードロックではない。「ホリデイ・ソング」はブルー・オイスター・カルトの「ザ・リーパー」を思い出す。ニルバーナのカート・コバーンが影響を受けたことで有名。

1
SURFER ROSA

1988年。ボーカルとギターが鋭く、それが緊張感を生み出している。多少音がずれてもサウンドとしては成り立ち、魅力が薄れるということもないだろうが、当時のロックの主流であるハードロック、ヘビーメタルから見れば、やや危なっかしいという風にしかとられなかった。しかし、そこにハードロックにはない不安定さの個性があった。

2
DOOLITLLE

1989年。曲がポップになり、メロディーやサウンドも親しみやすい曲が多い。「ヒア・カムズ・ユア・マン」の前半はアソシエイションの「ネバー・マイ・ラブ(かなわぬ恋)」を思い出す。

3
BOSSANOVA

1990年。音に濁りがなく、シンバルも割れずに響く。U2をポップにし、ギターを入れ替えたような印象。オープニング曲はサーフ・トーンズのカバーだという。

4
TROMPE LE MONDE

1991年。邦題「世界を騙せ」。キーボードも使用し、全体的に音が厚い。ギターが濁らないのは一貫している。メロディーの一般的になってきた。このアルバムで解散。

DEATH TO THE PIXIES

1997年。ベスト盤。

AT THE BBC

1998年。

FRANKBLACKFRANCIS

2004年。邦題「もうひとつのピクシーズ」。

PIXIES

2005年。邦題「オリジン」。デビュー前のデモ・テープ。