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VICIOUS RUMORS

1 SOLDIERS OF THE NIGHT 1985年。ギター2人の5人編成。ギターはビニー・ムーアとジェフ・ソープ。迫力のあるヘビーメタルで、スラッシュ・メタルとは異なるボーカルやギターになっている。音全体がパワフル。日本盤は1987年に出た。当時の表記はビシュアス・ルーモアス・ウィズ・ヴィニー・ムーア。
2 DIGITAL DICTATOR 1987年。ボーカルとギターの1人が交替。ボーカルはカール・アルバート。ビニー・ムーアも抜けたので、本来のオーソドックスで重量感のあるヘビーメタルをやっている。ボーカルがよくなり、ヘビーメタル全体でも一流だ。「アウト・オブ・ザ・シャドウズ」収録。
3 VICIOUS RUMORS 1990年。アメリカやイギリスでヘビーメタルの典型といえるバンドが少なくなっていたころ、メタル・チャーチとともに注目された。メンバーの誰かが注目を浴びるのではなく、バンドそのものの存在が貴重とされていた。前作の作風を整理して余分なものをなにもつけずに出したサウンド。この時期に大手レコード会社とアルバム7枚の契約をしたという。「オン・ジ・エッジ」「ヘルレイザー」収録。
4 WELCOME TO THE WALL 1991年。前作と同路線。質が高いと特に書くこともない。「アバンダン」収録。
    PLUG IN AND HANG ON LIVE IN TOKYO 1992年。ライブ盤。
5 WORD OF MOUTH 1994年。ベースが交替。ギター、ベースが低音を強調しており、ミドルテンポが多くなった。スピーディーな曲は抑えられているが曲はハードさを保っている。「サンダー・アンド・レイン・パート1」「サンダー・アンド・レイン・パート2」などは雰囲気を重視したかのようなサウンド。日本盤はシングルCD付きもある。「アゲインスト・ザ・グレイン」収録。
6 SOMETHING BURNING 1996年。ボーカルのカール・アルバートが死亡し、ギターのジェフ・ソープがボーカルを兼任。ギターの1人も交替。4人編成。バックの演奏は低音を強調しながら「ウェルカム・トゥ・ザ・ボール」に戻っている。ジェフ・ソープのボーカルはカール・アルバートと比べると、表現力の面で厳しい。声域も狭い。しかし、ハードなサウンドに戻ったことはすばらしい。
7 CYBERCHRIST 1998年。専任ボーカルが加入し5人編成。ボーカルははカール・アルバートよりも低い声。サウンドがややパンテラ型になっている。
8 SADISTIC SYMPHONY 2001年。ボーカル、ギター、ベースが入れ替わり、ドラムが抜けた。ドラム不在の4人編成。メロディーに関してはこれまでのアルバムの要素をすべて取り入れている。それをどういう音で演奏しているかはまちまちだが、後半は90年前後のメロディーが多くなる。ボーカルは前任者とさほど実力は変わらない。アルバム後半の路線でボーカルをもう少し向上させれば期待できる。

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