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ZINATRA/MENNEN

1 ZINATRA/ZINATRA 1988年。オランダ出身のメロディアス・ロック・バンド。ギター2人でキーボードがいない5人編成。曲は絵に描いたようなハードAOR。キーボードもコーラスも厚い。ただし、メンバーが作曲に関わっているのは12曲のうち3曲で、純粋にメンバーのみで作曲されたのは1曲だけ。デフ・レパードのフィル・コリンが1曲ギターで参加している。
2 THE GREAT ESCAPE/ZINATRA 1990年。ギター1人が脱退し、キーボード奏者としてロビー・バレンタインが加入。4曲で単独作曲し、一部でリード・ボーカルも取っている。80年代中期に出ていればアメリカで大ヒットしていたであろうサウンド。コーラスが分厚い。オランダ出身ということを感じさせない。
  MENNEN/MENNEN 1994年。ジナトラのボーカル、ヨッス・メネンのバンド。ギター2人の5人編成。オランダにこのくらい歌えるボーカルはあまりいないだろうと思わせるようなハード・ロック。カバー2曲のうち「ホット・サマー・ナイツ」はマンフレッド・マンズ・アース・バンドのボーカルだったクリス・トンプソンのバンド、ナイトの曲。作曲しているのは「マグネット・アンド・スティール」のウォルター・イーガン。79年のヒット曲。
  BACK TO THE REAL WORLD/MENNEN 1997年。ギターの音に流行の影響が見られる。「アフターショック」ではサックスを大胆に取り入れて斬新な試みだと言えるが、全体的に明るい曲が少なくなり、重さに重点を置いた作りになっている。
  AGE OF FOOLS/MENNEN 1998年。ヨッス・メネンのボーカルが最も栄えるようなハードロック。しかし、サウンドそのものはオーソドックスで、このボーカルに特別な才能を見いだすか否かで評価は分かれる。前作のような時流意識はなくなったようだ。ボーカルの実力以外に何か1点でも付加価値をつけると飛躍できる。
    CIRCLE OF LIVE/MENNEN 2001年。ライブ盤。
    FREAKAZOID/MENNEN 2004年。
  TEARS AND TRIUMPH/1ST AVENUE 1994年。ロビー・バレンタインがジナトラ参加前に在籍していたバンドで、ロビー・バレンタインは10曲中、7曲を作曲している。キーボードやコーラスはジナトラほど厚くなく、ハード・ロックにとどまっている。曲はジナトラほどあか抜けていない。
  DAILY BATTLE/1ST AVENUE 1994年。爽快なハードロック。キーボードが涼しく、メロディーの主導権を握る。オランダのバンドであることをまったく感じさせず、アメリカのバンドだといっても通用する。ハードロック指向のバンドがアリバイ作りのように挿入しがちなハードな曲やロックン・ロールの曲もない。最後までハードなアダルト・オリエンテッド・ロックが続く。名盤。このアルバムとよく似たサウンドで、後にテラ・ノヴァがデビューする。

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