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YELLOWCARD

1 WHERE WE STAND 1999年。バイオリン奏者、ギター2人を含む6人編成。ドラムはアフリカ系、他の5人は白人。アメリカ出身。ハードコアにバイオリンとメロディアスなボーカルが乗っているが、勢いに任せた演奏でアンサンブルのまとまりにはやや欠ける。
2 ONE FOR THE KIDS 2001年。ボーカル、ギター、バイオリンが抜け、ボーカル兼バイオリン、ボーカル兼ギターが加入。5人編成。ハードコアではなく、エモ、あるいはメロディック・パンクとなっている。ボーカル・メロディーも追いやすく、アコースティック・ギターも使用する。ボーカルがバイオリンを兼任するので、ロックの世界ではカンサスのロビー・スタインハートが思い出される。彼よりは歌い上げるボーカルで、なじみやすい。
  THE UNDERDOG EP 2002年。5曲入りEP。これまで以上にバイオリンが多用されている。「エイボンデイル」の最後はメタルコアのような絶叫型ボーカルが出てくる。
3 OCEAN AVENUE 2003年。ベースが抜け4人編成。ベースはゲスト・ミュージシャンが演奏している。「ワン・フォー・ザ・キッズ」の路線を継承。バイオリンに注目が集まる上にメロディアスで、インパクトは大きい。バイオリンがなくても通用するロック。このアルバムで日本デビュー。
4 LIGHTS AND SOUNDS 2006年。ベースが復帰、ギターが交替。5人編成。このアルバムではボーカル兼ギターがベースも弾き、新たに加入したギターは演奏していない。バイオリンが前作ほどメロディーを主導せず、音の大きさを含めても後方に引っ込んでいる。曲によってはオーケストラ並みのストリングスが入る。「ウェイティング・ゲーム」はもともとがパンクのバンドとは思えないほど壮大だ。最後の曲には女声ボーカルも入る。
5 PAPER WALLS 2007年。ギターが交替。前作の揺り戻しか、大手レコード会社に移ってから発売された「オーシャン・アヴェニュー」以降最もハードだ。オープニング曲の「ザ・テイクダウン」は、このバンドがもともとどんなサウンドだったかを再認識させる曲。このバンドの特徴はもちろんバイオリンが入っていることであるが、バイオリンがなくても曲の良さやサウンドの厚さだけで他のバンド群に対抗できる。覚えやすいメロディーが多い。「ディア・ボビー」はピアノとバイオリンとアコースティック・ギター中心のバラード。
6 WHEN YOU'RE THROUGH THINKING,SAY YES 2011年。「オーシャン・アヴェニュー」のころの雰囲気に戻った。バイオリンがギター並みに活躍し、ハードさとメロディアスさがほどよく同居している。曲もよく、バイオリンがなくてもメロディーだけで戦える。復活と言っていいだろう。

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