BUSH

  • イギリス出身のメンバーが結成したオルタナティブ・ロックバンド。ボーカルのギャヴィン・ロスデイルが中心。
  • イギリスよりもアメリカで人気を獲得。1990年代後半はオルタナティブ・ロックの陰鬱、重厚なサウンドを明瞭に示し、このジャンルの先駆者に次ぐバンドとなった。
  • 2000年代は活動を休止している。

1
SIXTEEN STONE

1995年。ボーカル兼ギターを含む4人編成。イギリス出身のオルタナティブ・ロック・バンド。一般に想像されるオルタナティブ・ロックをやっており、ベースは低く、ギターもそれほど高い音や技巧的フレーズを出さない。パール・ジャムの「Vs.」に近いサウンド。「グリセリン」はストリングスが入る。全米4位、600万枚。

2
RAZORBLADE SUITCASE

1996年。前作と同路線で、オーソドックスなオルタナティブ・ロック。「ボーンドリヴン」で再びストリングスを使っている。全米1位、300万枚。

DECONSTRUCTED

1997年。「シックスティーン・ストーン」と「レザーブレイド・スーツケース」収録曲のリミックス盤。全米36位。

3
THE SCIENCE OF THINGS

1999年。エレクトロニクスを導入したかのようなサウンドになっている曲もあるが、基本は従来のオルタナティブ・ロック。アルバム全体を統一した雰囲気にしたかったのかもしれないが、後半は抑揚の少ない曲が続き、ロックのハードさはあまり感じられない。全米11位。

4
GOLDEN STATE

2001年。適度にハードな曲が効率的に並べられ、最高傑作となった。オルタナティブ・ロックの一般的なイメージにとらわれた曲調から、オーソドックスなロックに変わったとも言える。レコード会社が変わったため、作曲上の制約がなくなったのかも知れない。

5
THE SEA OF MEMORIES

2011年。