CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL

  • アメリカのロックバンド。4人編成。サンフランシスコが拠点でありながらアメリカ南部のアフリカ系音楽に影響を受けたロックンロールだった。
  • 「雨を見たかい」「プラウド・メアリー」「バッド・ムーン・ライジング」「アップ・アラウンド・ザ・ベンド」「トラヴェリン・バンド」などヒット曲多数。
  • 中心人物はボーカル兼ギターのジョン・フォガティー。80年代に「センターフィールド」がヒットしている。

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CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL

1968年。邦題「スージー・Q」。ゴリウォグスから改名。4人編成。ボーカル兼ギターのジョン・フォガティとギターのトム・フォガティを中心とする。初のアルバムなので、バンドとして初めて8分の曲が出てくる。ジョン・フォガティのボーカルは後のロックバンドに大きな影響を与えた。泥臭く感情をコントロールしたボーカル。飾り気がないのがいい印象だ。ギターの演奏時間が長い。「スージー・Q」はデイル・ホーキンスの、「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」はスクリーミング・ジェイ・ホーキンスの、「99.5」はウィルソン・ピケットのカバー。全米52位。「スージー・Q」は11位、「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」は58位。

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BAYOU COUNTRY

1969年。「バイヨー・カントリー」とはアメリカ南部の保守的な地域のこと。黒人の比率が高く、カトリックの勢力も強いため「バイブル・ベルト」と呼ばれる。こういうアルバムタイトルにするとこの地域から出てきたように思われるが、実際の出身はサンフランシスコ郊外。ギターの粘着力が大きい。「プラウド・メアリー」は代表曲で、最大のヒット。「墓場行きの列車」「天井小屋の乞食」収録。「グッド・ゴリー・ミス・モリー」はリトル・リチャードのカバー。全米7位、200万枚。「プラウド・メアリー」は2位。

3
GREEN RIVER

1969年。どの曲もコンパクトになり、4分台が1曲。あとは2、3分台。曲がいいうえに聞きやすくなった。「ロディ」はサンフランシスコ郊外のローダイという町について歌っている。綴りは同じ。「プラウド・メアリー」に似ている。全米1位、300万枚。「バッド・ムーン・ライジング」は2位、「ロディ」は52位、「グリーン・リヴァー」は2位、「コモーション」は30位。

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WILLY AND THE POORBOYS

1969年。曲のサビがコーラスになり、明確なサウンドの変化がある。「コットン・フィールズ」はアコースティック・ギターが気持ちよく響くカントリー風で、アメリカ人の郷愁を誘う。全米3位、200万枚。「ダウン・オン・ザ・コーナー」は3位、「フォーチュネイト・サン」は14位。

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COSMO'S FACTORY

1970年。多数のヒット曲を持つ代表作。ロックの激しさ、メッセージ性、過去のアーティストへの尊敬の念がうまく配合され、曲のすばらしさに輪をかけている。「悲しいうわさ」はマービン・ゲイのカバー。「フール・ストップ・ザ・レイン」「ジャングルを越えて」「光りある限り」収録。全米1位、400万枚。「トラヴェリン・バンド」は2位、「アップ・アラウンド・ザ・ベンド」は4位、「ルッキン・アウト・マイ・バック・ドア」は2位、「悲しいうわさ」は43位。

6
PENDULUM

1970年。初めてカバーのないアルバムとなり、全曲をジョン・フォガティが作曲している。「雨を見たかい」は日本では人気がある。この曲はアメリカで放送禁止になったというが、空爆のことだというのは聞き手の想像で、ジョン・フォガティがそういう意味だと言ったわけではないという。全米5位。「雨を見たかい」は8位。

7
MARDI GRAS

1972年。ギターのトム・フォガティが抜け3人編成。これまでカバー以外のほぼ全曲をジョン・フォガティが作曲していたが、このアルバムは3人がそれぞれ作曲し、ボーカルをとっている。10曲のうち、ジョン・フォガティの曲は3曲。「ペンデュラム」以前のアルバムに比べると曲が軽く、ベース、ドラムによるボーカルもそれほどうまいとはいえない。「スウィート・ヒッチハイカー」収録。全米12位。「スウィート・ヒッチハイカー」は6位、「サムデイ・ネヴァー・カムズ」は25位。

CREEDENCE GOLD

1972年。ベスト盤。全米15位、200万枚。

MORE CREEDENCE GOLD

1973年。ベスト盤。全米61位。

LIVE IN EUROPE

1973年。ライブ盤。1971年の録音。「ペンデュラム」までの曲だが「スウィート・ヒッチハイカー」もやっている。全米143位。

 
CHRONICLE(THE 20 GREATEST HITS)

1976年。ベスト盤。全米100位。

THE CONCERT

1980年。ライブ盤。1970年の録音。「ウィリー・アンド・ザ・プアーボーイズ」までの曲。最初は歓声が少ないが「トラヴェリン・バンド」からライブらしい歓声が聞こえてくる。全米62位。

CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL

2001年。6枚組ボックスセット。1枚目は1961年から1967年に出されたクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの前身グループ、トミー・フォガティ&ザ・ブルー・ヴェルヴェッツの4曲、ザ・ゴリウォグスの21曲を収録。ゴリウォグスは当時の一線級のグループを模倣したような曲があり、「ユー・ガット・ナッシン・オン・ミー」はビートルズ、「ユー・ベター・ビー・ケアフル」はゾンビーズを思い出す。しかし、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルのデビューに近づいてくると、ボーカルも力強くなり、明らかにロックン・ロールやブルースに影響を受けた個性が出てくる。